2018.10.19

史上最高の高水準かつ熾烈なJ1残留争い。
「やばい」クラブはどこだ

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 その他、残留争いのなかにあるのは、勝ち点35で13位の湘南ベルマーレ、勝ち点33で並ぶ14位の柏と15位の磐田。湘南が大きな波なく残留圏内をキープしているのに対し、心配なのは後半戦に入って順位が下降傾向にある柏と磐田だ。

 2カ月の中断に入る第15節終了時点では、磐田は8位、柏は9位につけながら、気がつけば、J2降格がちらつくふた桁順位である。

 最近10試合の成績も、磐田が2勝5敗3分け、柏が4勝5敗1分けと似たような状況にある。現在の順位では残留圏内にいるものの、順位の推移を見ると、少々不安になるところだ。

 ここまで18位から12位までの7クラブを挙げたが、とにもかくにも今季J1は大混戦だけに、どこまでを残留争いに含めるかは判断が難しい。現実的な可能性としては、勝ち点38で10位の横浜F・マリノスまで、というところだろうか。

 正直、今後の展開を予想するのは難しいが、カギを握りそうな要素を3つ挙げておきたい。

 ひとつ目は、試合日程の違いだ。

 これまでに見てきた順位と勝ち点は、第29節終了時点でのものだが、実は各クラブの残り試合数には差がある。というのも、悪天候の影響によって開催が延期されている試合があるからだ。

 ここまでに挙げてきたクラブのなかでは、湘南と磐田が1試合、名古屋が2試合を、他よりも多く残している。残り試合が多い分、より多くの勝ち点を得る可能性があり、一般論で言えば有利な状況にあると言える。