2018.08.03

究極の戦術に罪はない。振れ幅が大きい
F・マリノスの問題は他にある

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo

 だが、苦境の理由を安易に戦術に求めてしまえば、チームは進むべき針路を見失いかねない。ポステコグルー監督が明言しているように、「戦い方を変えるつもりはない。今のサッカーを追求していくなかで修正していく」ことが、チームがステップアップするために進むべき道筋だろう。

 FWウーゴ・ヴィエイラが語る。

「気持ちを切り替えて次の試合へ、と軽い気持ちでいたら、(何も変わらないまま)最終戦になってしまう。何かを変えなければいけない。マリノスのユニフォームを着ている重みを、一人ひとりが感じるべきだ」

 今の横浜FMには、戦術より先に変えるべきものがあるように思う。

◆イニエスタとプレーすると選手は思う「自分は何もわかっていなかった」>>

◆齋藤学は思った。「4万人のブーイングも、きっと自分のプラスになる」>>

関連記事