2018.07.22

「トーレス・シフト」に変更の鳥栖。
新戦術はプラス要素だらけ

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by AFP/AFLO

 論理的にいえば、トーレス加入はプラス要素しかないだろう。「熟練したゴールゲッターがいない」。それが今シーズン、鳥栖の不振の原因にもなっていたからだ。

 鳥栖は現在18チーム中17位と、J2降格圏内に沈んでいる。トーレス入団で沸き返ってはいるものの、実はデリケートなチーム状況ともいえる。インパクトが大きく、大幅な戦術変更も余儀なくされるだけに、博打的な部分もある。

 しかし、リスクを補ってあまりある期待感があるのも間違いない。

「これほどのレベルの選手がJリーグに来ることはなかなかないですから」

 鳥栖の選手たちがそう口を揃えるように、この機会にチーム力をアップさせるしかないだろう。

「トーレスは、経験もパーソナリティもある選手。チームも彼を必要としている。これから数日間のトレーニングで、コンディションを見ながら、(7月22日のベガルタ仙台戦に向けて)どう使うかを決めたい」

 フィッカデンティ監督はそう話し、次節のメンバー18人に入れることだけは明言している。

◆中村憲剛があえて指摘。ロシアW杯で出番ゼロの大島僚太にないもの>>

◆Jリーグ最大の関心事、トーレス。鳥栖の受け入れ準備はできているか>>

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