2018.06.16

フットサルFリーグが大改革!
「2ディビジョン制」で2部に8クラブ

  • 河合拓●取材・文 text by Kawai Taku
  • photo by AFLO

 そして、若い日本はカザフスタンに大敗したものの、開催国のタイとは引き分け、その後のW杯でブラジルを撃破して3位になったイランとも2-4の接戦を演じた。一戦ごとに成長する彼らを見ながら、このチームが継続的に戦えたら面白そうだなと感じたが、まさにそれが現実となった。

 残念ながら、このチームは3位以内に入ってもプレーオフに進出することはできず、最下位になってもF1参入プレーオフに出場することもない(※)。それでも数年後、日の丸をつけて戦う可能性を秘める彼ら若手にとって、キャリアの中でも重要な1年となるのは間違いないだろう。

※Fリーグ選抜が最下位の場合は11位のクラブがF1参入プレーオフに出場する。

 F1の優勝争いは、昨季タイトル奪還を果たした名古屋オーシャンズが中心になるはずだ。昨季のプレーオフでエースのラファが復帰まで1年を要する大ケガを負ったが、バルドラール浦安の象徴的存在だった日本代表FP(フィールドプレーヤー)の星翔太を獲得し、その穴を埋めた。名古屋は全Fリーグクラブが参戦した6月上旬のオーシャンカップを制して早くも今季1冠目を手にしているが、選手の入れ替わりが少なかったぶん、チームの完成度は高い。

 名古屋の対抗馬となるのは、ペスカドーラ町田だろう。直近の2シーズン連続で準優勝に終わっている「関東の雄」は、2シーズン前に加入した森岡薫に続き、今オフにはシュライカー大阪からクレパウジ・ヴィニシウスを獲得。初代Fリーグ得点王の横江怜を含めて、得点王経験者が3人も揃うこととなった。さらに、ブラジルの全国リーグで優勝した経験を持つアウグストも加入し、戦力の充実度では名古屋に引けをとらない。

 ほかにも、昨季大躍進した湘南ベルマーレ、タイトル奪還を目指すシュライカー大阪、自前のトレーニング施設を確保したフウガドールすみだ、スペイン人監督を招聘したバルドラール浦安、伊藤雅範監督を呼び戻してブラジル人3選手も獲得した昨季最下位のバサジィ大分と上位を狙うチームは多く、プレーオフ出場権を巡る争いは熾烈を極めそうだ。

◆中田英寿と本田圭佑。2人は中村俊輔にとって、どんな存在だったのか>>>

◆前園真聖が語る「本田圭佑と中田英寿との違い」>>>


関連記事