2018.04.11

福田正博、ハリル解任に「W杯後は
フィジカルの弱さを知る新監督を」

  • 津金壱郎●構成 text by Tsugane Ichiro
  • 松岡健三郎●撮影 photo by Matsuoka Kenzaburo

 過去と現在の日本代表を比べたら、進歩していることは間違いない。しかし、世界の強豪国が日本代表以上のスピードで成長していれば、それは日本代表の後退を意味する。ブラジルW杯後の4年間、日本代表はまさにその状態だったように思える。

 西野朗監督のもとでロシアW杯に挑むことになった日本代表だが、どんな結果で大会を終えることになっても、チーム強化で結果を出してこられなかった事実をしっかり受け止めて新監督を決めてほしい。

 日本サッカー協会が提唱する「日本独自のサッカーを」の実現を第一に考えれば、多くの国に倣って4年というタームで監督を交代させることはない。10年以上ドイツ代表の指揮官の座にあるヨアヒム・レーヴ監督のような例もある。限られた時間のなかで、日本人のよさを伸ばし、足りない部分を補えるサッカーを構築できる監督に長いスパンでチームを託し、未来への希望が抱ける日本代表へと成長させてくれることを願っている。

◆杉山氏も主張していたハリル解任。信頼は失墜し、カオス状態だった>>

◆ハリル解任会見での違和感。なぜ「目指すサッカー」は語られないのか>>

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