2017.08.14

3位に浮上のグランパス。新外国人は
「大当たり」も、まだ残る危うさ

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 はたして、名古屋は5-2で勝利した。3連勝となるこの日の勝利で勝ち点を46に伸ばし、順位も3位に上昇。昇格候補筆頭格が一時の不振を脱し、じわじわと調子を上げてきた。名古屋の風間八宏監督も「立ち上がりはちょっと相手(の戦い方)に合わせてしまった」と、試合序盤の劣勢に苦言を呈しつつも、「若い選手もいるので、自分たちのいつものプレーができないこともあるが、そこから立ち直ったことは今日のゲームの収穫だった」と語っている。

一時の不振からは脱した名古屋グランパス 名古屋復調の要因は当然、さまざまあるだろう。まずはチーム全体で、風間監督が目指すポゼッションスタイルの理解が進んだこと。キャプテンの佐藤は、「ただボールをつなぐだけでなく、前にいけるようになった。前線の選手がフィニッシュまでいける機会が多くなったのは、そこまでいけているということ」と手ごたえを口にする。また、21歳のMF青木亮太に象徴されるように、若手の台頭もチームを活性化させる要素となっているのだろう。

 だが、最もわかりやすい、目に見える変化を挙げるなら、やはりMFガブリエル・シャビエルの加入が大きい。今夏の移籍でクルゼイロ(ブラジル)からやってきたブラジル人MFは、思いのほか早く名古屋に、そして日本のサッカーに適応した。