高校野球だけじゃない。東海大相模サッカー部が初のインターハイに挑む

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シリーズ・部活の現場に行ってみた!(3)
初のインターハイに挑む東海大相模サッカー部

 7月29日に開幕を迎える高校サッカーインターハイ。各地の予選を勝ち上がった強者たちが最終調整に入る中、インターハイ初出場となる東海大相模も"ジャイアントキリング"を狙って牙を研いでいる。

 高校野球で有名な東海大相模は、サッカーでも全国屈指の激戦区である神奈川県で急速に力をつけてきた新鋭だ。約180人の部員はいくつかのチームに分かれ、そのトップチームは昨年、神奈川県U-18サッカーリーグの1部(K1リーグ)に昇格を果たした。そのK1リーグでは、10節を終えた時点で首位。リーグ真っ只中に行なわれたインターハイ予選も、前年覇者の横浜創英を破るなど、堂々の1位で全国への切符を手にした。

東海大相模をインターハイ出場に導いた有馬信二監督(中央)東海大相模をインターハイ出場に導いた有馬信二監督(中央) チームの強化を語る上で、4年前に完成した人工芝のグラウンドは外せない。チームを率いて7年目になる有馬信二監督も計画の実行委員に加わり、「マンチェスター・ユナイテッドの練習場と同じ人工芝です」と胸を張るグラウンドには、熱を吸収するチップとクッション性のあるパッドが敷かれている。

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