2017.05.06

強いのに、ここ一番で勝てない
レッズの「勝負弱さ」をどうしたものか

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 ところが、前節の大宮アルディージャとのさいたまダービー、そして鹿島との天王山と、単なる”34分の1”では片づけられない重要な試合であっけなく連敗してしまう。弱いチームが結果を出せないのなら、手の打ちようもあるが、これだけ強いチームに相応の結果がともなわないのだから、たちが悪い。やむなく敗因は「勝者のメンタリティー」や「勝負強さ」といった目に見えない、漠(ばく)としたものに求められてしまうわけだが、本当にそうだとすれば、簡単には解決策は見いだせない。

 浦和のFW興梠慎三は、「そんなに落ち込むことはない。今やっているサッカーは間違いなくいいサッカー。焦ることなく、今のサッカーをやり続けることが大事」だと、揺るがぬ自信をうかがわせる。

 しかし、強くなっていることは疑いようがないからこそ、結果が出ないことの歯がゆさや苛立ちをより大きくするのもまた事実だろう。

 今季開幕前のFUJI XEROX SUPER CUPを含めれば、これで浦和は鹿島に3連敗。ショックが尾を引くようなら、2強が並び立つのは難しくなる。

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