小笠原満男、J1通算500試合出場達成へ。「週2回戦う準備はできている」 (5ページ目)

  • 津金一郎●文 text by Tsugane Ichiro  五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro


 1998年のプロ入りから、毎シーズン1得点以上は記録してきた小笠原は、昨年初めてゴールを記録しないままシーズンを終えた。20年目のシーズンをタイトル獲得の大きな目標に向かってチームを牽引する小笠原に、最後にゴールへの意欲を訊いた。

「そりゃあ攻撃したいですよ。声を大にして言わないだけで。前に行きたがるタイプの選手が多いので攻守のバランスを見ていますけど、チャンスがあればゴールは決めたい。だから、今シーズンはチャンスがあれば、フリーキックは蹴ろうと思っていますよ。永木亮太や遠藤康など上手い選手が揃っているので、全部が全部というわけにはいかないけど、調子を見ながら、"ここぞ"という試合の重要な場面で決めたい。ただ、ゴールにしろ、チームをまとめるにしろ、すべては試合に勝って優勝するためにやることなので。そこを徹底して求めていきますよ」

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