マリノス新旧10番対決。齋藤学は
ためらわずに中村俊輔を削った

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 山添敏央●写真 photo by Yamazoe Toshio

「俊さんは10番を付けて、チームを動かしていた。マリノスで育った自分にとって、特別な番号で。その10番をつけ、キャプテンとして優勝を目指す。それで自分も変われるはずだし、なかなか経験できることではない」

 齋藤はなにかに突き動かされるように自分に興奮しながら、勝利の夜を噛みしめた。

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