もはや相手も怖がらない。遠藤保仁が語るガンバ大阪「停滞のシーズン」 (6ページ目)

  • 佐藤 俊●構成 text by Sato Shun
  • 説田浩之●撮影 photo Setsuda Hiroyuki

「天皇杯を勝つのは簡単じゃない。トーナメントは勝つのが難しいし、その時々の調子に左右されるからね。でも、天皇杯は獲りたい。その先にACLがあるからね。ガンバはACLのプライオリティが高いし、ACLを獲るのがひとつの目標になっている。とにかく、タイトルをひとつでも獲ることは、チームにとってすごく大事なこと。3連覇はうちにしか狙えないし、ホームで優勝するよ」

 チームの成績も、そして内容も、笑顔で語れることが少ないシーズンだった。それでも、リーグ最終戦ではフロンターレ相手に派手な撃ち合いを演じて、ガンバらしい戦いぶりで勝った(3-2)。天皇杯は残り3試合(準々決勝=12月24日、準決勝=12月29日、決勝=1月1日)。はたしてそこで勝ち進み、笑顔で新年を迎えることができるだろうか。

{(2)に続く}

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