遠藤保仁が語るガンバ低迷の理由「選手の考え方にギャップがある」 (6ページ目)

  • 佐藤 俊●文 text by Sato Shun
  • 牛島寿人●撮影 photo by Ushijima Hisato

 無論、遠藤はそのミッションを完遂するつもりでいる。

「タカシ(宇佐美)が抜けた穴は大きい。そりゃ、日本代表選手がいなくなるわけだから痛手だよ。でも、うちには能力の高い2列目の選手が他にもいる。タカシの代わりに入った選手が、攻撃でどんな変化を見せてくれるか、だね。ゲームの内容的にはよくなってきているし、点も取れ始めているんで、攻撃の迫力は落とさずにやりたい。

 セカンドステージでは、優勝を目指しながら、ファーストステージ3位の浦和との勝ち点差をつめていく。それには、(ファーストステージの)FC東京戦、湘南戦、名古屋戦みたいな試合を絶対に繰り返さないこと。あと、(カギになるのは)連勝だね。3連勝、4連勝して、賢く勝ち点を稼いでいく戦いをしていかないと上にはいけない」

 アデミウソンの融合以外、やっていることは長谷川監督就任以来、ほとんど変わっていない。ゆえに、チームがもうワンランク上に行くには、ひとつひとつのプレーを、選手個々がより厳しさをもってやれるかどうか、だろう。

 ガンバにとって、調子が上がっていく夏。セカンドステージ初戦で強敵・鹿島に勝てば、浮上のきっかけをつかめるはずである。ただ逆に、遠藤が指摘する「繰り返してはいけない」試合展開で敗れると、J2に降格した2012年以来となる、厳しい夏をすごすことになるかもしれない。

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