2016.02.15

「昇格請負人」石﨑監督が描く、モンテディオ山形J1復帰の野望

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki

 結果から言えば、山形は1-2で敗れた。試合終了間際に、今季新加入のMF鈴木雄斗のゴールで1点を返したものの、試合全体を通して見れば、大宮のペースで進んだことは間違いない。

 DF渡辺広大が「1、2点目とも、もったいない形での失点だった。先に失点してしまい、慌てたわけではないが、ちょっとしたズレが生じた」と話したように、山形はボールの奪いどころが定まらず、守備に追われ、大宮にボールを支配される時間が長くなった。

2013年から山形を率いる石崎監督 また、得点源として期待される新外国人選手のFWディエゴ・ローザが「ボールを持てず、選手間の距離も遠かった」と話していたことからも分かるように、守備に追われた結果、効果的な攻撃もあまり見せることができなかった。

 とはいえ、開幕前のキャンプ真っ最中の現在は、まだまだチームを固めている段階である。

「チーム全体で連動してプレッシャーをかけることができず、ボールを取り切らなければいけないところで取れなかった」

 Jリーグでの監督経験豊富な石﨑信弘監督(過去に大分、川崎、清水、東京V、柏、札幌を指揮)はそう語り、主に守備面での連動性に課題を挙げつつも、「合宿でやってきたことをゲームで出して、課題を見つけようとこの試合に臨んだ」と先を見据える。