2014.08.17

指揮官も選手も手応え。低迷セレッソ、降格圏脱出に光明

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki photo by Getty Images

 本来チームをひっぱる存在となるはずの山口は、復帰までに「1か月半から2か月かかる」(ペッツァイオリ監督)。キャプテン不在の状況が続くが、南野は「今週の練習では蛍くんがいなくなって、(選手ひとりひとりが)みんなでやらなければという雰囲気があった」と語る。

苦戦続きのセレッソの新指揮官、マルコ・ペッツァイオリ監督 元ドイツ代表のFWカカウの移籍加入も決まり、次節から出場が可能。反攻に転じる態勢は整いつつある。

 前評判が高かったクラブほど低迷したときに「こんなはずではない」という、どこかおごりにも似た感情を捨てきれないものだ。現状を受け止めきれないまま、泥沼にはまっていくのである。

 しかし、ペッツァイオリ監督は「我々は降格圏にいる。この戦い(残留争い)はシーズン最後まで続く」と明確に口にするあたり、肝が据わっていることをうかがわせる。

 あとは結果。流れを変えるためにも、まずはひとつの勝利がほしい。

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