2012.11.03

【U-19代表】アジア選手権開幕。3大会ぶりのU-20W杯出場なるか?

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • photo by AFLO

 中心となるのは、キャプテンのDF遠藤航(湘南)。すでに湘南でも不可欠な存在となっており、実戦経験豊富なセンターバックだ。この遠藤をはじめ、奈良竜樹(札幌)、岩波拓也(神戸)、植田直通(大津高)と、センターバックに好素材が目立つのは、このチームの特徴でもある。

 一方、攻撃ではFW久保裕也(京都)である。最近は京都で出場機会を減らしているものの、得点感覚には非凡なものがあり、この世代では一枚抜けている。中盤を支えるMF大島僚太(川崎)とともに、攻撃の軸となる存在だ。

 では、具体的に大会を展望してみたい。

 日本がグループリーグで対戦するのは、対戦順にイラン、クウェート、UAE。年代別代表というのは、年によって浮き沈みがあるため、一概に国の名前で実力を判断することはできないが、率直に言って、気の抜けない組み合わせとなった。

 しかも初戦のイラン戦が、いきなり迎える今大会最初の山場となりそうだ。過去の大会を振り返っても、イランは結果以上に実力のあるチームであることが多い。実際、日本は前々回大会でもグループリーグで対戦しているが、そのときも勝てたのが不思議なくらいに劣勢を強いられている。

 グループのなかで最も力が劣るのは、恐らくクウェートだろう。ここは確実に勝って、最後のUAE戦に臨みたい。UAEは近年、ユース年代の強化が進んでいるうえに、地元での開催。審判のジャッジに泣かされる危険性もあり、できることなら最終戦にグループリーグ突破(各グループ上位2ヵ国が準々決勝進出)を賭けるような展開は避けたいところだ。