2012.09.24

【日本代表】欧州遠征直前。
世界の強豪に対して絶対に必要な守備力とは?

 よく、ボールに「食いつく」「食いつかない」という表現をするが、その判断がはっきりしているチームの守備は安定しているし、非常にメリハリがある。

 ボールを取りに行く守備をする局面で全員が食いついてしまってはスペースをケアできないし、ボールにアプローチしないでゴール前を固めて、全員がボールを見ているだけになっても相手に自由を与えてしまう。それでは守備は安定しない。その両方のバランスが必要で、それはすべて、状況を的確に判断することから始まる。チーム全体の状況や、試合の時間帯、勝っているのか、負けているのか、それとも引き分けているのかなど、判断材料はさまざまだ。

 オシムさんが「どのタイミングでどこへ走るんだ?」と選手たちに問いかけていたのと一緒だ。闇雲にいろんなことをやろうとしてもいけない。

 守備の判断と攻撃の判断、その駆け引き。それがサッカーというゲームだ。その判断はトレーニングと実戦で身につけなければいけない。現在、長友佑都や吉田麻也ら、欧州の高いレベルで活躍する日本人DFも増えており、それが確実に日本代表の守備にもいい影響を与えるはず。10月のフランス戦、ブラジル戦を楽しみにしたい。

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