Ｕ－24スペイン戦を同国の名指導者が分析。日本の技術とスピードを評価「カウンターは脅威だった」 (3ページ目)

　全体を見ると引き分けは妥当か。日本は戦闘的だったが、プレークオリティの差は出た。

　エチャリは最後にスペインと戦った日本の健闘をたたえて、本大会に向けてエールを送っている。

「久保が去ってペドリが入り、試合の流れは変わった。日本は前半のチームで堅守を維持しながらカウンターを狙うべきだったが、テストマッチということで、多くの選手を起用したかったのだろう。スペイン陣営のコンディションが悪かったことは明白だが、充実したトレーニングマッチになったのではないか。

　今は東京五輪での躍進を祈りたい。日本の勝機はあるはずだ」