東京五輪代表メンバーの残り枠は「3」。当落線上ギリギリにいる選手は?

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • スエイシナオヨシ●撮影 photo by Sueishi Naoyoshi

 一方、旗手が左サイドバックと2列目の兼用で選出された場合、厳しくなるのは2列目に特化した選手たちだ。

 堂安、久保、相馬、三笘がいるうえ、前田や田中も異なるタイプとして起用できるとなれば、もはや"満席"。三好、遠藤渓、食野あたりにとっては、選ばれにくい状況になってしまうかもしれない。

 では、当落線上のなかからメンバー入りする3人は誰か。

 まずは、旗手と橋岡。そして残る1枠は、2列目ならどこでもこなせる三好か、あるいは点が欲しい時のオプションとしてFWの林か、田川か。はたまた、センターバック重視で瀬古か。

 いずれにしても、おそらく現実的に残されている枠は3枠程度。泣いても笑っても、アピールチャンスは1試合を残すのみである。

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