2021.04.03

サッカー東京五輪代表メンバーを識者が大予想。18人はこうなる!

  • photo by Sano Miki

オーバーエイジにA代表でも代えの利かない3人

原山裕平(サッカーライター)

1トップの大迫勇也は最も加えたい重要人物1トップの大迫勇也は最も加えたい重要人物 (FW)大迫勇也(OA)
(MF)三笘薫、久保建英、堂安律
(MF)遠藤航(OA)、田中碧
(DF)中山雄太、冨安健洋、吉田麻也(OA)、橋岡大樹
(GK)大迫敬介
サブメンバー
(GK)谷晃生
(DF)板倉滉、古賀太陽
(MF)相馬勇紀、旗手怜央
(FW)上田綺世、前田大然

 まず、必ず巻き起こるであろう「OA議論」については、将来性も考慮したこれまでの大会とは異なり、メダル獲得が至上命令の自国開催である以上、「絶対に必要」という結論になる。

 その枠を担うのは、A代表でも代えの利かない大迫勇也、遠藤航、吉田麻也の3人。とりわけカギを握るのが大迫だろう。決定力を欠いて敗退というケースはこれまでの大会にもあったし、2列目のタレントを生かす意味でも、この前線の大黒柱は最も加えたい重要人物だ。

 スタメンの残り8人はこれまでの実績により選んだ。GKは大迫敬介以外に見当たらず、CBの冨安健洋は言うまでもない。SBはやや決め手を欠くが、遠藤の招集により中山雄太を左に回し、右には守備だけでなく攻撃性も備える橋岡大樹を配置。いずれもCBもこなせるので、3バックへの変更にもスムーズに対応するはずだ。

 中盤では遠藤の相棒に田中碧を置く。王者・川崎では日増しに存在感を高め、アルゼンチン戦でもハイパフォーマンスを示したこのボランチは、今回の五輪で世界にその名を知らしめる可能性も秘める。

 そしてメダル獲得のカギを握る2列目は、左から三笘薫、久保建英、堂安律とした。いずれも自ら打開でき、パスも出せ、得点も奪える。三笘はスーパーサブという手もあるが、この世代ではやはり群を抜く存在なので、試合開始からピッチに立たせるほうが得策だろう。

 サブにはユーティリティ性の高い選手を招集したい。GKはアルゼンチン戦にも出場した谷晃生が、大迫に次ぐ存在として評価を高めた印象。フィールドプレーヤーでは、CBとボランチをこなせる板倉滉、左SBとCBにも対応する古賀太陽、本来はアタッカーながらSBもこなす旗手怜央も重宝されそうだ。

 相馬勇紀と前田大然に関してはスペシャリティーが期待される。驚異のスピードを誇る前田に関しては、ロンドン五輪の永井謙佑のような飛び道具的存在として、インパクトを放つかもしれない。

 もうひと枠は悩んだが、大迫のバックアップとして上田綺世を選出。ただし2列目に厚みをもたらしたいのであれば、上田に代えて三好康児でもいいかもしれない。