2021.03.10

W杯2次予選で日本代表に呼ばれる国内組「オーバー24」は誰か?

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by Getty Images

 センターバックでは、森保ジャパン経験者の畠中槙之輔(横浜F・マリノス/25歳)や、G大阪の三浦弦太(26歳)、昌子源(28歳)が有力。ただし、昌子のコンディションが上がってこない現状を考えると、成長著しい名古屋グランパスの中谷進之介(3月24日で25歳)の招集も十分に考えられる。

 対人の強さと守備センスが光る中谷は、2年連続リーグ戦連続出場を更新中の注目株。森保ジャパンで要求されるビルドアップ能力も高いだけに、このタイミングで試してみたい選手のひとりだ。

 そのほか、川崎フロンターレのキャプテンを務める谷口彰悟(29歳)も、当然ながら招集候補になるはず。初招集としては、抜群の身体能力を生かした対人の強さに定評のある野上結貴(サンフレッチェ広島/29歳)も面白い存在。ただ、今季から慣れない右サイドバックにコンバートされ、まだプレーに迷いが見られるのがマイナス材料か。

 右サイドバックは、川崎でブレイク中の山根視来(27歳)が筆頭株。もちろん、川崎と代表ではサッカーのスタイルが異なるため、慣れるまでには時間を要すると思われるが、これだけの攻撃バリエーションを持つサイドバックを使わない手はない。

 逆に山根以外の招集候補は、いずれも決定打を欠く。現状では、本職のボランチからのコンバートが成功した小泉慶(鹿島アントラーズ/25歳)、労を惜しまない上下運動とクロスが特長の松田陸(セレッソ大阪/29歳)、かつてU−23代表でプレーした経験を持つ松原健(横浜FM/28歳)などが呼ばれる可能性もある。

 左サイドバックでは、森保ジャパンで代表デビュー戦ゴールを決めた浦和の山中亮輔(27歳)を筆頭に、鹿島でレギュラーを確保した攻撃的左サイドバックの永戸勝也(26歳)、あるいはハリルジャパン時代に代表デビュー済みのベテラン藤春廣輝(G大阪/32歳)あたりが候補か。