2020.11.22

「柴崎への依存はよくない」スペインの慧眼が気になる日本代表8人

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki
  • 日本サッカー協会●写真 photo by JFA

 メキシコ戦は後半途中から交代出場。日本の2失点目は彼がボールを奪われたところからだった」

〇鎌田大地(フランクフルト)

「パナマ戦はトップ下で後半途中から交代出場。20分足らずの出場だったが、次々に日本のチャンスを作り出している。受け手が決めることができていたら、ゴールショーになっていたはずだ。プレースピードが速く、相手に余裕を与えていない。

 メキシコ戦は、2トップの一角で先発出場。中盤まで落ちて、ボールを引き出し、数的優位を与えつつ、攻撃を展開した。日本の攻撃はほとんどすべて鎌田から作られている。特に遠藤、原口、伊東との連係は抜群。右サイドでボールを受け、左サイドを走る原口元気に展開したロングパスも極上だった。今回の遠征での日本のベストプレーヤーだった」

〇鈴木武蔵(ベールスホットVA)

「メキシコ戦に2トップの一角で先発出場。前半、チームの攻撃が活性化する中でも、ポジションに迷っている場面が目立った。鎌田との距離感が悪く、近づきすぎていた。前半10分には、一歩遅れる形で、鎌田のクロスに飛び込めていない。15分もGKと1対1になる絶好機があったが、簡単にブロックされてしまった」

 今回、エチャリが取り上げた選手を見ると、よくも悪くも日本代表の現状が伝わってくるかもしれない。厳しいものも含まれているが、あくまで建設的な意見である。これから強固な戦いをするためには何が必要なのか――。いずれにせよ、ポジションなどの検証が必要になるだろう。

関連記事