2020.10.12

日本代表、オール国内組なら誰を呼ぶ? ウィズコロナの強化策を考える

  • 後藤健生●文 text by Goto Takeo
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 サイドバックでは、ヴィッセル神戸の両ベテラン、西大伍と酒井高徳が味のあるプレーを見せてくれている。ぜひ日本代表に加わって、戦力であるのは当然のこと、若い選手たちにその豊富な経験も伝えてほしい。Jリーグでは川崎で活躍した山根視来と登里享平も候補であることは間違いない。

国内組で日本代表を組んだ時のフォーメーション国内組で日本代表を組んだ時のフォーメーション  MFも川崎勢は欠かせない。代表常連組の大島僚太をはじめ、"経験者"の守田英正、田中碧はもちろん、心境著しい脇坂泰斗も遜色ない働きをしている。そのほか、喜田拓也(横浜F・マリノス)、川辺駿(広島)、齊藤未月(湘南)などもはずせない。

 アタッカー陣でも、小林悠をはじめ、ベテランの家長昭博、大卒ルーキーの三笘薫、旗手怜央と、川崎の主力全員をそのまま使いたい。また、リーグ戦で2番手争いをつづけるセレッソ大阪からは、ベテランの清武弘嗣と"急成長中"の坂元達裕も選出した。

 坂元は独特のボールの持ち方をする選手で、チームの攻撃のリズムを変えることができる選手だ。永井謙佑も持ち前の走力の生かし方を覚えて、今ではFC東京で欠かせないアタッカーとしてコンスタントに活躍している。とくに先日のYBCルヴァンカップ準決勝で、川崎を倒した時の立役者となった印象が強く残っている。

 こうしたメンバーにオリンピックチームの常連数人を加えれば、「国内組」日本代表の出来上がりだ。

 今シーズンのJリーグでは川崎が独走状態だ。たとえばドイツ代表がバイエルンを土台に構成され、スペイン代表がレアル・マドリードとバルセロナの融合だったりするように、日本でも川崎をベースにして、そこに補強選手を加えたような日本代表をつくることができるかもしれない。

関連記事