2020.10.12

日本代表、オール国内組なら誰を呼ぶ? ウィズコロナの強化策を考える

  • 後藤健生●文 text by Goto Takeo
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

日本サッカーは名FKキッカーが絶滅の危機>>

 しかし、今シーズンは年末までJリーグの日程がぎっしりと詰まっているし、さらに11月下旬からはACLも集中開催されることになっている。年内には「国内組」日本代表の招集は困難だ。

 そこで、たとえば来シーズンの開幕直前、つまり2月頃に「国内組」を招集して代表合宿を行なってはどうだろうか?

 可能であれば、もちろん強化試合も行ないたい。

 もしも、その時点で一部の国とではあっても人的な交流が可能になっていれば、海外の代表チームとの試合を組みたい。中国や韓国など東アジア諸国では、幸いなことに感染状況はそれほど深刻ではない。

 たとえば、同じような状況にある韓国の国内組との試合でも組めれば、最高のテストの場となる(東京オリンピックを本当に開催するつもりなら、政府も21年の初めにはスポーツ交流を再開したいはずだ)。

 もし、不幸にも冬場にいわゆる「第二波」に襲われて国際交流が不可能な状態がつづいているのであれば、国内の相手との試合となる。1990年代に何度か行なわれたJリーグの外国籍選手選抜との試合も面白いだろう。「国内組日本代表のDF陣はオルンガを止められるか?」といったことに興味が集まる。

 若手選手を中心に代表を選ぶのなら、ベテランの元代表クラスを集めた「日本代表シニア」との試合でもいい。あるいは、日本最強の川崎フロンターレとの試合を組んでもいいが、川崎からは多くの選手が代表に選ばれるだろうから、これは無理かもしれない。

 さて、では「国内組」による代表の顔ぶれはどうなるだろうか? 10月シリーズでは岡崎慎司などベテラン組も招集されたので(その後、岡崎はケガ、長友佑都がコンディション不良で不参加)、「国内組」も年齢に関係なく選出してみた。

 GKは、Jリーグで最高のパフォーマンスを見せている東口順昭(ガンバ大阪)。サブとして若手として出場機会を増やしている大迫敬介(サンフレッチェ広島)や谷晃生(湘南ベルマーレ)を招集したい。