日本代表全員の現状を5段階評価。
クラブの大黒柱から出場0まで

  • text by Sportiva
  • photo by Mutsu Kawamori/MUTSUFOTOGRAFIA

久保建英(ビジャレアル/スペイン) 
出場5(先発0)。上位チームに活躍の場を移したことでベンチスタートが定番化しているが、短い出場時間の中でも及第点のパフォーマンスは披露している。
■評価:中山4/浅田4/杉山4
「昨季終盤の活躍は出色。さすがにビジャレアルでは苦労しているが、いい形で成長している」(浅田)

◆「スペインの慧眼がリーガの日本人に与えた評価」>>

鈴木武蔵(ベールスホットVA/ベルギー)
出場5(先発2)。第4節の77分にデビューを飾り、第5節も途中出場で1アシストを記録。第6節で初スタメン初ゴールを記録。続く第7節は途中出場で2試合連続ゴールを決め、直近の試合もフル出場。調子を上げて代表に合流する。
■評価:中山5/浅田3/杉山4
「底が割れていないアタッカー。欧州に渡りただちに出場機会を得た」(杉山)

【3.7】

原口元気(ハノーファー/ドイツ) 
出場3(先発3)。過去2シーズンと同様、今シーズンも主軸としてプレー。開幕戦では1アシストを記録して勝利に貢献し、敗れた第2節もフル出場を果たしている。第3節は1ゴール1アシストと大活躍を見せた。
■評価:中山5/浅田3/杉山3
「安定したパフォーマンスを発揮し、十分な活躍。ただし2部リーグのぶん、評価は割り引かれる」(浅田)

【3.3】

菅原由勢(AZ/オランダ) 
出場1(先発0) 加入初年度の昨シーズンは主に右SBでプレーしたが、スタメンを奪えず途中出場が続いた。今シーズンも第3節で68分から出場したのみ。代表へは初招集。
■評価:中山2/浅田4/杉山4
「CL本大会への出場逃したが、ハイレベルでプレーするところは評価」(杉山)

堂安律(ビーレフェルト/ドイツ) 
出場3(先発3)。PSVから心機一転、ブンデスリーガに新天地を求めたことが吉と出た。開幕から3戦連続でスタメン出場を果たしている。
■評価:中山5/浅田3/杉山2
「果敢な仕掛けが復活するなど調子は上向き。現地でも評価を上げている」(中山)

【3】

川島永嗣(ストラスブール/フランス) 
出場2(先発2)。開幕から2試合連続で先発出場したが、チームが連敗したことでその後は控えに。出場試合では何度か好セーブを見せている。
■評価:中山3/浅田3/杉山3
「プレーを見ると実戦感覚的な問題はまったくなさそう」(中山)

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