2020.08.17

今試合をしたら日本代表は久保建英が中心か。チームの不安要素も判明

  • photo by Matsuoka Kenzaburo

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2列目を刷新して攻撃的に臨みたい

井川洋一(スポーツライター)

両翼を生かしたダイナミックなゴールを期待する両翼を生かしたダイナミックなゴールを期待する  現時点のベストメンバーなので、直近の結果とパフォーマンスを重視した。W杯予選を考えると格下との対戦になるので、中盤は正三角形から逆三角形にして、より攻撃的に臨んでもらいたい。

 1トップはブレーメンでチームと共に苦しいシーズンを過ごしながら、最終盤に復調した大迫勇也。昇降格プレーオフでなんとかブンデスリーガ残留を決め、心身ともにひと息つけているはずだ。

 そのバックアッパーには、北海道コンサドーレ札幌で得点を重ね、ベルギーへの移籍も噂されている鈴木武蔵を推したい。今季は出場した全公式戦でネットを揺らしているうえ、直接FKも武器になっている。

 2列目は、これまでの主力全員がクラブで出番を減らしているので刷新した。左翼にはセルビアの名門パルチザンで研鑽を積む浅野拓磨、右翼には名古屋グランパスで得点を重ねる前田直輝を抜擢。どちらも推進力と決定力を兼備しており、逆サイドからのクロスに飛び込むダイナミックなゴールを期待する。

 中央にはフランクフルトでレギュラーとなり、アーセナルやドルトムントといった強豪を相手に決定的な仕事を披露した鎌田大地と、ビジャレアルでも着実に存在感を高めそうな久保建英を置く。このふたりには日本随一のスキルと創造性を発揮してもらいたい。Jリーグで首位をひた走る川崎フロンターレのオーガナイザー、大島僚太も面白い。

 アンカーには、シュツットガルトで1部昇格に貢献した遠藤航か、FC東京からロストフへの移籍を果たした橋本拳人のどちらかを。

 CBには守備の国イタリアでプレーするおなじみのふたりが入るはずだ。吉田麻也は冬に移ったサンプドリアで最終ラインの中央を任され、冨安健洋はボローニャで主にライトバックとして1年目からレギュラーの座を守りつづけた。川崎の屋台骨、谷口彰悟の代表復帰も見たい。

 代表で不動の左SBだった長友佑都は長らく実戦の機会から遠ざかり、現在は無所属なので、マルセイユの酒井宏樹を左に回し、右には新天地の川崎で躍動する山根視来を抜擢。柏レイソルの25歳のGK中村航輔には、この後の代表を長く支える存在になることを期待したい。