相馬勇紀が東京五輪の先に描くもの。「いつか絶対にプレミアリーグ」 (3ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 六川則夫●撮影 photo by Rokukawa Norio

―― U-23アジア選手権であらためて感じたのは、相馬選手は速いだけでなく、強いということ。小柄なのに、相手に身体をぶつけられても倒れない。力強さ、粘り強さを感じました。日本にはなかなかいないタイプだと思います。

相馬 そうした強さは(三菱)養和で身につけたものですね。もともと養和は個人の特徴を伸ばすという指導コンセプトなので、ドリブルを伸ばすことができたんです。

 高3の時、全国大会(日本クラブユース選手権U-18)で優勝したんですけど、同期の仲間がトレーニングをして身体を鍛えていて。僕は負けず嫌いなので、当たり負けするのが嫌で、身体も鍛えるようになりました。

―― 筋トレをやりすぎるとスピードが落ちる、という怖さはなかったですか?

相馬 なかったですね。それはやり方が悪いのか、ほかのトレーニングで補えていないのかわからないですけど、僕は重くなってスピードが落ちたと感じることはなかったです。

―― 高校時代に主力として全国大会優勝を成し遂げた。でも、高卒でプロになれず、大学に行った。この経験は、相馬選手にとって挫折と言えますか?

相馬 いや、挫折ではないですね。現実的に高卒でプロに入るイメージを持てていなかったので、最初から大学に行こうと思っていました。

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