「森保式3バック」が機能するカギは「ミシャ式」を知る原口元気だ (3ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • photo by Getty Images

 注目の久保建英(FC東京)に関して森保監督は、「デビューの可能性はある。メンバーには確実に入ってくると思うし、そのあとは流れで決めたい」と、途中出場を示唆している。後半途中から久保を右シャドーへと投入し、伊東を右ウイングバックに回すというオプションを試したいところだ。

 久保を除けば、今回の代表メンバーはほとんどが森保監督のもとですでにプレーしてきた選手たち。そのため、選手個々の能力を見極めるのではなく、チーム全体で3−4−2−1の共通理解を深める――。9月から始まるカタール・ワールドカップ予選の前最後のテストマッチの主眼は、そこにある。

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