久保建英は途中出場か。森保ジャパンの追試クリアへメンバーは揃った (3ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • photo by JFA/AFLO

 対戦するトリニダード・トバゴはFIFAランキング93位(日本は26位)。かつてはマンチェスター・ユナイテッドで活躍したドワイト・ヨークを擁して2006年ドイツ・ワールドカップに出場したが、それ以降、ワールドカップからは遠ざかっている。

 今回は6月なかばに開幕するゴールドカップ(北中米カリブ海サッカー選手権)のための準備で、ベストに近い顔ぶれで来日しているが、ヨーロッパのクラブに所属する選手はおらず、18歳のジュダ・ガルシアを含む若いチームだ。

 骨のある相手かどうかは未知数。しかし、だからこそ、アジアカップの追試にはもってこいの相手だろう。

 ワールドカップ予選を見据えて戦えるのは、トリニダード・トバゴ戦とエルサルバドル戦の2試合しかない。昌子を中心としたディフェンスラインからのビルドアップ、柴崎と小林の関係性、2列目と大迫のコンビネーション、プレスの連動性など、この試合で確認しておきたいことは山積している。

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