2019.03.29

ボリビア戦にヴェルディユース出身は4人。初代表組の感慨と危機感

  • 井川洋一●取材・文 text by Igawa Yoichi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 26日にノエビアスタジアム神戸で行なわれたボリビア戦のマンオブザマッチは誰か。61分から途中出場してチームの攻撃を活性化させ、76分に決勝点を奪った中島翔哉(アル・ドゥハイル)は、現代表の攻撃の主軸であることをあらためて顕示した。

ボリビア戦でゴールを決めた中島翔哉は東京ヴェルディの下部組織出身 90分を通した貢献度では、この日代表デビューを果たした橋本拳人(FC東京)が一番だろう。

 試合後、25歳のセントラルMFは充実した表情で、手応えを掴めた、と顔に書いてあった。

「自分の一番の持ち味は、球際(の強さ)や予測力だと思うので、まずはそこをしっかり出そうと思って。攻守にわたって常にボールに関わってプレーすることを心がけました」

 序盤から相手の攻撃の芽を積む背番号15の姿が際立った。ボリビアに対して、日本がペースを握っていたのは事実だが、決定機が少なくゴールの遠い展開では、ともすれば、主導権はすぐに移りかねない。そこを押しとどめたのが、橋本の危機察知能力とボールを奪い切る力だった。