堂安律のように海外リーグに行きたい岩崎悠人。「もう20歳ですから」 (3ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 牛島寿人●撮影 photo by Ushijima Hisato, Getty Images

―― 本当にそうですね。ところで、日本代表の試合は観ていますか?

岩崎 観てます。(堂安)律、出てるなーと思って(笑)。普通にやってるなと。悔しさもありましたけど、トミ(冨安健洋)と律が日本代表に入ってくれたので、本当に刺激になっています。自分にとって新しい目標ができましたし、早く追いつきたいなって。

―― 同級生は堂々とプレーしていましたね。

岩崎 ああいうのを見ると、海外に行きたいですね。

―― 京都サンガに加入した時、「23歳までにドイツかオランダに行って、27歳ごろにプレミアに行きたい」と言っていましたよね。覚えています?

岩崎 言ってましたね、はい。

――その目標は今も変わらない?

岩崎 目標は変わってないですけど、予定はだいぶ狂ってます(笑)。

―― 大丈夫。まだまだ取り返せます。だって、まだ20歳でしょう?

岩崎 いや、もう20歳ですよ。早く海外に行かなくちゃ。もう20歳ですから。

―― たしかに、同級生の堂安選手、冨安選手は行っているわけですから。

岩崎 そうですね。でも、まあ、それぞれ、いろいろな道があるので。

―― では、今後の目標を教えてください。

岩崎 まずはアジア大会で気づけたことを、試合に出た時にしっかり表現して、変わったなって思ってもらえるようにしたですね。決勝のソン・フンミンのように、試合で表現ができなければ、自分の価値は上がらない。だから、今はしっかり準備して、試合ですべてを表現できる選手になりたいと思います。

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