スペインの名指導者がウルグアイ戦を絶賛。「ただし、改善も必要」 (4ページ目)

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki photo by Toshio Yamazoe

 日本はその後、1点を返されたものの、4-3で逃げ切っている。だが、「日本は終盤、75分~85分の戦い方に課題を残した」と、エチャリは目を光らせた。

「コンパクトだったラインが間延びし、帰陣も遅くなった。強度の高い試合によって消耗していた。カウンターを繰り出していたが、攻撃は単発。ウルグアイが3トップにすると、押し込まれ、クロスに対する危うさも出た。アディショナルタイムになって、ようやく落ち着きを取り戻して事なきを得たが......ロシアW杯のベルギー戦の経験を糧にするためにも、90分間のマネジメントが必要だ」

 そしてエチャリは最後にこう締め括っている。

「祝福の言葉を贈りたい。すばらしい戦いだった。このように強豪を相手に勝つことで、日本は自信を得られたはずだ」

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る