2018.10.20

久保建英ら期待の「俊英」が爆発。
U-19日本代表がマジですごい!

  • 浅田真樹●取材・文 text by Asada Masaki
  • 佐藤博之●撮影 photo by Sato Hiroyuki

「それぞれの選手が思うところがあると思うが、自分としては強烈な個がそろっているチームだと思うので、その選手が自分のできることをやったのかなという感じ」

 スーパーゴールの連続にも、久保は淡々とそう振り返ったが、影山雅永監督はさらなる期待を膨らませながら、ピッチ上の選手たちを頼もしく見ていたという。

「それぞれの選手の個性を理解してゲームをするということで言えば、このチームには冷静にボールを運べる選手が多いので、そこにああいう個人が持っているスーパーなものがもっとミックスされていくと、強くて、うまくて、戦えるチームに、もっともっと育っていくんじゃないか。そんなことを思って見ていた」

 加えて言えば、この世代の選手たちが期待されているのは、将来だけではない。すでに現在、昨季J1デビューを果たしているFW田川亨介(サガン鳥栖)をはじめ、それぞれの所属クラブでポジションをつかみ取り、J1やJ2での出場経験を重ねている選手が、過去の同世代と比べても多いのだ。

 影山監督は、同点に追いつかれて迎えたハーフタイムを振り返り、「思った以上に、選手たちは冷静に自分たちを見ることができていた。だから、後半からもう一回、冷静にスタートすることができたと思う」。

 そして指揮官は、それが可能になった理由についてこう続ける。

「彼らは日本(J1やJ2)で試合に出ている選手も多く、いろんな経験をしてきているのが大きい。このチーム(U-19代表)はたまにしか集まらないので、ここではそんなにいろんな経験はできない。日常の環境のなかで経験しているものが大きいんじゃないかなと思う」