2018.08.30

森保ジャパンが今やるべき選手選考。
「なんでこの選手を?」でいい

  • text by Sportiva photo by AFLO

杉山 あと、浅野拓磨(23歳/ハノーファー)とか、そのあたりは入れてくるんだろうと思います。

浅田 ほとんど無名でも伸びていく可能性がある選手でいうと、古橋亨梧(23歳)はこの夏、ヴィッセル神戸に移籍して初めて見ましたが、意外にドリブルにキレがあって、そういうちょっと磨けば光るような選手をうまく取り込んで伸ばしていってほしいと思います。あとは清水エスパルスの北川航也(22歳)、金子翔太(23歳)、松原后(21歳)、名古屋グランパスの宮原和也(22歳)とか。

杉山 エスパルスにはそのぐらいの年齢の選手が結構いる。あとは鹿島のサイドバックの安西幸輝(23歳)。ずっとケガをしていたけど、ヴェルディ時代からプレーに活気があって、左右ともにプレーできる。遠藤渓太(20歳/横浜F・マリノス)はU-21代表ですね。

 日本は右サイドのドリブラーが少ないんです。ロシアW杯では原口元気がやっていたけど、右ウィングは世界的にも少なくて、右利きで縦に抜いていくのは技術的に難しい。原口も本当は左のほうが絶対に合っていて、ベルギー戦のシュートは見事だったけど、それ以外はどちらかというとディフェンス要員になっているようなところがありました。右サイドの攻撃が左と同じぐらいあれば、日本はもうちょっとチャンスの数が増えたと思うんです。遠藤の名前を出したのはそのためで、右サイドの選手を育ててほしい。

浅田 あとは左利きですね。どういうフォーメーションを組むにしても、ひとりかふたりは左利きがほしい。ロシアでは23人のうち左利きは本田圭佑ただひとり。ちょっとこれは異常です。たとえば横浜F・マリノスには、年齢的にはちょっと上ですが、山中亮輔(25歳)、扇原貴宏(26歳)、天野純(27歳)と、左利きが結構、多いんです。若手でいうと杉岡大輝(19歳/湘南ベルマーレ)もいい。遠藤同様、U-21代表ですが、堂安律(20歳/フローニンゲン)、三好康児(21歳/コンサドーレ札幌)も、左利きで能力の高い選手です。