2018.07.11

W杯賢者3人が日本対コロンビアを討論。
「西野朗監督は、持っている」

  • photo by JMPA

小澤 たぶん誰もが同じ意見でしょうね。おそらく、彼らなりに最終結論を出すに至った経緯はあったはずで、それを「コミュニケーションの問題」と言ってうやむやにされたところが、腑に落ちないまま西野監督になってしまった。

 どういう理由でハリルホジッチ監督を解任したかというところの説明責任を、協会はきちんと果たすべきですし、そこは我々メディアがあらためて協会のマネジメントの部分に焦点を当てて話していくべきだと思います。

 ところで、現地で取材している中山さんにひとつ聞いておきたいことがあります。西野監督は国内最後のガーナ戦で3バックを試していましたけど、ワールドカップではもう3バックを使う可能性は消えていたのですか?

中山 3バックの「ス」の字も出ていませんでした。個人的には、もし「ス」の字があったらベルギー戦の最後のところで使っていたと思っています。逆に言うと、今でもあの3バックのトライが謎になっています。

 あれは、時間がない中で単に時間を空費しただけなのか? 少しは使うつもりはあったのか? そこは本人に聞いてみたいです。

小澤 西野監督も「ベルギー戦の最後の30分は何も修正できなかった」という後悔のコメントをしているわけで、そこはメディアとして検証しなければいけない部分ですね。

倉敷 それでは今回は初戦のコロンビア戦です。この試合はマッチナンバー16、つまり大会16試合目でした。極端に限られた時間で再編成を強いられたチームでしたから出番が遅いことはプラスでしたね。大会の雰囲気も確認できたでしょう。まず小澤さんから両チームのスタメンの印象、気になった点を整理してもらえますか?