2018.04.06

女子大生なでしこ2人の危機感。
W杯で結果を出さねばプロになれない

Photo by Yamamoto RaitaPhoto by Yamamoto Raita  現在の女子サッカーにはプロ契約の選手がまだ少ないため、仕事をしながら夜に練習をする選手がほとんど。それは、代表選手が多いベレーザでも同じです。そんな先輩たちと同じ職場に就くことを希望している長谷川選手は、「女子サッカーの現状を知ってもらえるように頑張りたい。それが女子サッカーのプロ化につながる」と決意を語っていました。

 以前に比べると、女子サッカー選手たちを取り巻く環境が徐々によくなってきていると言われることもありますが、長谷川選手は「盛り上がり」に物足りなさを感じているといいます。

 一昨年、女子U-20W杯に出場したときも、大学の友達の多くは、長谷川選手のSNSを見て初めて大会があったことと、その大会に長谷川選手が出場していたことを知ったそうです。そんな経験が「W杯のような大きな大会で結果を残さなければいけない」という思いを抱くきっかけになりました。

 16年のリオデジャネイロ五輪への出場を逃してしまい、「力が落ちた」という声も聞かれるようになった、なでしこジャパン。長谷川選手も危機感を抱いていましたが、今回のW杯最終予選を兼ねたアジアカップは、そうした評価を覆(くつがえ)す絶好の機会です。

 戦術やチームの特長が日本と近い国が多いアジアの戦いは、欧州や南米、アフリカと戦うW杯とはまた違った難しさがあります。そのことをよく知る、ベテランの川澄奈穂美選手ら経験豊かな選手たちの背中を見ながら、清水選手や長谷川選手ら新たな世代の選手たちがさらに成長してくれるはずです。なでしこジャパンのW杯出場権獲得を信じて、応援しています!

◆スペインの名将がウクライナ戦に苦言。「日本は1対1の決闘をするな」>>

◆やはり川澄奈穂美がいると違うのか。なでしこ大勝でアジアに臨む>>

【番組情報】
FIFA女子ワールドカップ最終予選、サッカーAFC女子アジアカップ2018
4月7日(土) 夜10時30分~  日本vsベトナム
4月10日(火) 夜10時40分~ 日本vs韓国
4月13日(金) 夜10時40分~  日本vsオーストラリア
4月17日(火)準決勝
4月20日(金)決勝

テレビ朝日系列にて放送
※放送開始時間は地域により異なります

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