◎は誰? スペイン流で見た豪州&サウジ戦、
日本代表16人の成績表

  • 小宮良之●文 text by Komiya Yoshiyuki 藤田真郷●写真 photo by Fujita Masato

DF
酒井宏樹(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)酒井宏樹(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)酒井宏樹
オーストラリア戦は右サイドでダイナミックな攻め上がりを見せた。ヘディングも強く、攻撃のセットプレーでも惜しい場面があった。サウジ戦はチームの不調で目立たなかったが、サイドに深く進入し、セットプレーでは高さ、強さで相手の脅威となっている。

長友佑都(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)長友佑都(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)長友佑都
オーストラリア戦は1点目を右足クロスでアシスト。相手の右ウィングバックにフタをした。サウジ戦も原口元気へのアシストなど、攻撃ではまずまずの動きを見せた。ただ、相手選手と1対1になった場面で振り切られ、決定的なシュートを打たれている。

吉田麻也(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)吉田麻也(オーストラリア戦、サウジアラビア戦ともにフル出場)吉田麻也
オーストラリア戦は終盤、ツートップになった相手に苦労した。サウジ戦は裏に走る相手に対して後手に回った。目の前のスペースに入った相手を消すようなインテンシティ(強度)が欠けている。また、以前からずっと指摘していることだが、ターンに問題を抱えており、背後が心配だ。攻撃時、セットプレーでの高さは変わらず武器になっている。

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