W杯予選オーストラリア戦。「王手」と言いつつ、実は危ういハリルJ (7ページ目)

  • text by SPORTIVA photo by Fujita Masato

浅田 そういうところがチグハグな感じはします。今回のオーストラリア戦も、勝たなきゃどうにもならないというわけではない。別に引き分けても、次にサウジアラビアに勝てばいいわけだし、別に何かが終わるわけではない。負けても何も決まらないという意味で言うと、どうにでも解釈できる試合になる。ハリルホジッチがそこでどうしてくるのか。

 でもイラク戦では、そもそも日本よりフィジカルが強い相手で、ボコボコのピッチでボールも走らないようなところなのに、わざわざ肉弾戦を挑んで、より相手の土俵でサッカーするようなことをやった。それだけに、ホームのオーストラリア戦とはいえ、うまいこと勝利に導いてくれるイメージはできないんですよね。
(つづく)

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