本田圭佑の「インサイドハーフ起用」は存在価値を示す絶好のチャンス (6ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

 昨年10月のオーストラリア戦では本田が1トップ、DF槙野智章(浦和レッズ)が左サイドバックで起用され、11月のサウジアラビア戦ではFW大迫勇也(ケルン)と久保がスタメンに抜擢された。3月のUAE戦では4-3-3を採用して今野がインサイドハーフでプレー。タイ戦ではDF酒井高徳(ハンブルガーSV)がボランチで起用されたが、シリア戦でも本田のインサイドハーフ起用とFW乾貴士(エイバル)のジョーカー起用が試された。

 試合を重ねるごとに戦術の幅、選手起用の幅が広がっているが、イラク戦もまた、これまでとは異なるシチュエーション、メンバー構成で戦うことになるはずだ。勝ち点3を獲得するのは当然として、イラク戦では新しいオプションも手に入れたい。

■サッカー代表記事一覧>>

6 / 6

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る