U-20W杯、南アフリカ戦は「耐えてスーパーサブ投入」で勝つ (5ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 今回のグループステージの相手を見れば、2戦目のウルグアイは南米予選を1位で通過し、優勝候補の一角にも挙げられる強豪だ。3戦目の相手であるイタリアは欧州予選を2位で突破。その立役者であるFWフェデリコ・キエーザ(フィオレンティーナ)やMFマヌエル・ロカテッリ(ACミラン)ら一部の主力を今大会では欠くものの、上位進出が予想されている。

 その2チームと比べれば、南アフリカの力が劣るのはたしかだ。初戦でなんとしても勝ち点3を掴んで勢いに乗り、ウルグアイかイタリアからも勝ち点をもぎ取りたい。

 今回のU-20日本代表は、昨年10月に行なわれたU-19アジア選手権で10年ぶりに世界への扉をこじ開けただけでなく、初優勝を成し遂げた。この大会でMVPに輝いた堂安は「案外リラックスしている。楽しみだなって感じで」と、目の前に迫る開幕を心待ちにしている。アジアで見せた勝負強さを、ワールドカップでも発揮したい。

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