2016.11.13

マンネリ日本代表に変革のとき。
ハリルの「本田外し」は発動するのか

  • 浅田真樹●文 text by Asada Masaki
  • 藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 これでもなお、ハリルホジッチ監督は本田にこだわり続けるのだろうか。

 初先発組の4名に加え、オマーン戦では、FW久保裕也(BSCヤングボーイズ/スイス)、MF小林祐希(ヘーレンフェーン/オランダ)も交代出場した。出場時間が限られるなかでも、小林はゴールという目に見える結果も残した。

 2010年W杯から6年以上が経過してもなお、北京世代に頼ってきた日本代表だったが、ようやくロンドン世代が中心軸を担い、さらにはリオ世代が少しずつ加わり始めた。

 日本代表に漂うマンネリムードに、ようやくクサビが打ち込まれようとしている。大迫が語る。

「先発は監督が決めること。(ライバルとなる)チームメイトのことを考えても仕方がない。僕ができることを全力でやるだけ」

 ひとつ気になるのは、オマーン戦での選手交代のタイミングだ。本田からFW浅野拓磨(シュツットガルト/ドイツ)、への交代が行なわれたのが61分。これは、いかにもサウジアラビア戦への伏線に見える。要するに、本田をサウジアラビア戦に備えて退かせた、ということだ。