大島、浅野に続くリオ世代。FC東京・中島翔哉をＡ代表に呼んでくれ (4ページ目)

　しかも、彼らは20代なかばの「ロンドン世代」であり、２年後のロシアＷ杯では主力となるべき年齢の選手たちである。中島にとってＡ代表入りは、ただＪリーグで際立った活躍を見せれば成し遂げられるわけではなく、その先に高く厚い壁が幾重にも立ちはだかっていると言っていいだろう。

　それでも、中島は伸び盛りの22歳。伸びしろという点ではロンドン世代を上回る可能性を秘める。２年後だけでなく、６年後のＷ杯も見据え、高いレベルの国際経験を積ませておきたい素材である。

　そのためにも、まずはＪリーグで文句のつけようがない結果を残すことだ。このところ連続して結果を残しているとはいえ、今はまだようやく試合に出始めたばかり。この活躍をコンスタントに続け、旧ユーゴスラビア出身の指揮官が認めざるをえないプレーを見せつけてほしい。

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