サッカー五輪運命のスウェーデン戦。「先制」にこだわれ! (4ページ目)

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi
  • photo by JMPA

 アジア最終予選ではディフェンスリーダーを務めながら、今大会ではオーバーエイジのDF塩谷司にポジションを譲り、ここまで唯一出場機会のないDF岩波拓也の先発起用があってもおかしくないし、ここまで出場時間が長くないFW鈴木武蔵やDF亀川諒史がスタメンに名を連ねても驚きはない。

 かつて指揮官は、「このチームは誰が先発しても、チーム力は変わらない」と胸を張った。グループステージ突破のかかったスウェーデンとの運命の第3戦。この試合こそ、「チームの総合力」が問われる総力戦となる。

 2試合連続ゴールを決めているFW浅野拓磨は言う。

「最後は僕らの持っている力を出し切り、あとはサッカーの神様が決める」

 まずはスウェーデンを叩き、吉報を待つだけだ。

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