ナイジェリアに勝てばメダル！過去データで占うリオ五輪サッカー

　リオデジャネイロ五輪が現地８月５日（以下同。※日本時間８月６日）に開幕する。

　注目の男子サッカーは、開幕に先駆けて８月４日からグループリーグがスタート。グループＢの日本は、その初戦でナイジェリア（８月４日）と対戦し、以降、コロンビア（８月７日）、スウェーデン（８月10日）と戦う（上位２チームが決勝トーナメントに進出）。

サッカー日本代表は激戦のグループリーグを突破できるか。photo by Koji Watanabe/Getty Images　1968年メキシコ五輪以来、48年ぶりのメダルを狙う日本。まずは難敵ぞろいのグループリーグを突破できるのか。五輪代表の試合に限らず、過去のＡ代表の対戦成績などを踏まえて、その可能性を探ってみたい。

◆「因縁の相手」ナイジェリア。勝てばメダル獲得も!?

【Ａ代表および五輪でのナイジェリアとの対戦成績】
※キング・ファハド杯＝コンフェデレーションズカップの前身
日本３○１ナイジェリア／1968年メキシコ五輪
日本０●３ナイジェリア／1995年キング・ファハド杯
日本０●２ナイジェリア／1996年アトランタ五輪
日本２△２ナイジェリア／2001年親善試合
日本３○０ナイジェリア／2003年親善試合
日本１●２ナイジェリア／2008年北京五輪

　Ａ代表を含めたナイジェリアとの対戦成績は、日本の２勝３敗１分けとほぼ互角。しかし、1990年代に入ってアフリカ勢のレベルがアップしてからは、五輪本番では２連敗と決して分がいい相手ではない。

　五輪でナイジェリアと対戦するのは、今回が４度目。グループＣの韓国vsメキシコと並んで五輪でのグループリーグ最多対戦カードとなる、日本にとって「因縁の相手」だ。

　最初に対戦したのは、1968年メキシコ五輪。今回同様、初戦で対戦して３－１と勝利した。そして、勢いに乗った日本は史上初めて五輪でのメダル（銅メダル）を獲得した。