2016.06.06

レスターと日本代表。
岡崎慎司が語る「それぞれのFW論」

  • 飯尾篤史●取材・文 text by Iio Atsushi  藤田真郷●撮影 photo by Fujita Masato

 プレミアリーグ最終節を終え、チーム行事であるタイへの慰安旅行、ロンドンでの束の間の休息を経て日本代表に合流したのは、8日前の5月26日。「トップコンディションと比べたら、動くとキツい部分もあった」という状態だったが、前半4分に柏木陽介からのクロスを呼び込んで、ヘディングで先制ゴール。これがブルガリアの出ばなをくじき、試合を優位に進めやすくしたのは、間違いない。

 このゴールは、岡崎にとって国際Aマッチ通算49個目となるゴールだった。

 6月7日に行なわれるボスニア・ヘルツェゴビナとのキリンカップ決勝で、記念すべき50ゴール達成の期待が高まるが、「そんなに意識してないです。50点目、51点目とかって考えてプレーしたことは一度もないので、いつもどおりゴールを狙いに行きます」と語る岡崎にとって、通算ゴール数はそこまで大きな意味を持つものではないのだろう。

 むしろ、50ゴール目が日本代表をキリンカップ優勝に導くゴールになったとき、岡崎にとって大きな意味を持つことになるはずだ。

 レスターでハードワークをこなすのも、日本代表でシンプルにさばいてゴール前に飛び込むのも、すべてはゴールを奪うため、チームを勝利に導くため――。ボスニア・ヘルツェゴビナ戦で50ゴールを達成しようとも、それは、岡崎にとって通過点に過ぎない。

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