2014.09.07

「オールスター戦のようだった」アギーレJの初戦

  • photo by Sueishi Naoyoshi

 そういう意味では、今後アギーレ監督は、選手に合うポジションはどこか、どんな選手が自分のサッカーに合うのか、選手セレクトを含めて、さらに探っていかなければいけないだろう。

 一方で、選手たちももっとアピールする必要がある。みんな一生懸命やっていたけれども、積極性が乏しかった。ずっと代表でプレイしていきたいのなら、自分の力をフルに発揮しなければいけない。そして、おそらくアギーレ監督の中では、4-3-3のシステムで、このポジションの選手にはこうやってほしい、というひとつのイメージがあると思う。それを超えるようなプレイを出していかなければいけない。

 ザックジャパンで言えば、森重やMF山口蛍がいい例だ。彼らは、途中からチームに加わったときに、ザッケローニ監督のイメージを超えるプレイができた。だからこそ、最終的にはレギュラーグループに食い込んでいった。そんなふうにして、新たなチームが始動した今、誰もがアギーレ監督が考える以上のプレイを目指してやってほしいと思う。

 チームの方向性や狙いについて語るのは、時期尚早だろう。そうしたことは、アギーレ監督とはどういう人で、どんなサッカーをやって、こういうときにはこんなことを言う、というのがわかってから初めて言えること。このあと、10月、11月と試合をこなして、年明けのアジアカップの頃には、アギーレ監督の考え方とか、サッカーの狙いというものが、見ている側にも徐々に伝わってくるのではないだろうか。

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