2014.07.18

浦和と岡山湯郷が首位決戦。週末はなでしこリーグが熱い

  • 早草紀子●文・写真 text&photo by Hayakusa Noriko

 今週末(7月19日)、この両者による直接対決が見られる。今季の初対戦はアジアカップ直前の第6節。前半にホームの浦和が先制するも、後半に猛反撃を見せた湯郷が3ゴールを奪取し、1-3で湯郷が無傷の浦和に土を付けた。

「勢いがあるチームなので、まず様子を見て......」とチームの軸となる宮間あや(湯郷)を中心に前半を耐えると、後半に一気に攻勢に出た湯郷。経験の差とも言える試合巧者ぶりを見せた。

 湯郷は、ホームで迎える大一番を制すれば首位に立つことができる。湯郷の代名詞とされる宮間の存在の大きさは言わずもがなであるが、上位に食い込む強さは、宮間ひとりによるものではない。得点者が限られていないことこそ、湯郷の最大の強みといえる。

 宮間から繰り出される速いボールをピンポイントで合わせるのが松岡実希。左右両サイドから攻撃に絡む中野真奈美、6月21日のホームで移籍後初ゴールを決めた浅野未希。

 入れ替わりで得点に絡む選手が出ていることが何より相手を嫌がらせる。そんな彼女たちの点を線へと組みかえる宮間との信頼度は一戦ごとに高まっている。

 苦しいのは、開幕から課題としている守備。徐々に守りの意識は高くなってきているが、前節では日テレ・ベレーザに4失点と久々の大量失点を食らっている。立て直しできるかがカギだろう。