柿谷曜一朗がメンズノンノ・デビュー「ファッションを語る」

  • 徳原海●文text by Tokuhara Kai
  • 五十嵐隆裕●撮影photo by Igarashi Takahiro

Stylist Kobayashi Arata/Hair&Make-up Miwa MasakoStylist Kobayashi Arata/Hair&Make-up Miwa Masako ザックジャパン期待のFW柿谷曜一朗(セレッソ大阪)が、モデル・デビューを果たした。

 撮影は、W杯イヤーが明けたばかりの1月。集英社のファッション誌『メンズノンノ』の特集の中で、このフォトセッションは実現した。キャンプ前のつかの間のオフを利用し、都内のスタジオに現れた柿谷は、すでに新シーズンに向け、自主トレでしっかり体を作ってきていた。そのキュッと引き締まった体躯に、まずは撮影スタッフ一同から感嘆の声が上がる。

 この日用意されたコーディネートは、ルイ・ヴィトンの新キャンバスラインとして登場した「ダミエ・コバルト」シリーズのトロリーケースやバッグをメインに据えた6つの「旅」スタイル。どれも彼のシャープな体に驚くほどフィットしており、これまで見たことのない柿谷曜一朗のクールな佇(たたず)まいを見ることができる。

 撮影にのぞむ柿谷自身、初の試みに最初はどことなく緊張した面持ちだったが、カットが進むにつれて次第にフォトグラファーからのポージングリクエストにもスムースに対応。「おしゃれはあまりわからないので......」と謙遜しつつも、本番での強さをここでも発揮していた。

 実は以前より、ルイ・ヴィトンはお気に入りのブランドだったとか。

「普段からよくお店に行っています。財布と相談しながら......(笑)。ブルーも好きな色なので、今回のスタイルはどれも自分らしく自然に着られて気に入っています。元々は白が一番好きな色でしたが、それに一番合わせやすい色ということで青はやっぱりいいなと。アウターとかシャツとか、気がつけば青系の服を買っていることが多いですし、色ものはほとんど着ませんね」。

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