【日本代表】福田・名波・三浦淳が語る「ザックのサッカーを実践するベストメンバーとは?」

  • スポルティーバ●構成 text by Sportiva
  • 梁川剛、益田佑一●撮影 photo by Yanagawa Go,Masuda Yuichi

福田正博・名波浩・三浦淳寛が語る
ザックジャパンの現在、そして未来(3)

ここまでザッケローニ監督が実践するサッカーについて検証してきた識者座談会。最後はポジションごとのメンバーについて考察していきたい。3人の識者が選んだベストメンバーを紹介しながら、現在の日本サッカーのストロングポイントとウィークポイントを浮き彫りにしていく。

福田氏は1トップに森本を推す。福田氏は1トップに森本を推す。
名波氏はDFに闘莉王を推奨。名波氏はDFに闘莉王を推奨。
三浦氏は清武の躍進に期待。三浦氏は清武の躍進に期待。――4-2-3-1と3-4-3のシステムごとに、現状でベストだと思われるメンバーを書いていただきました。特筆すべきは、1トップの選手がみなさん違っているということでしょうか。

福田 センターフォワードとセンターバックの人材不足は、日本サッカー界の永遠の課題。3人が挙げた選手が違うというのは、今も絶対的な選手がいない証拠だと思う。そういう状況で、現時点では前田(遼一)がすべての面において、いちばんレベルが高いのは間違いないだろうね。ただ自分としては、森本(貴幸)にがんばってほしいな、と思っている。90分間ずっと、ゴールだけを目指している姿勢に好感が持てる。ボールを受けて、はたいて、ゴール前に出ていくという動きがシンプルで、そのプレイだけに徹しているというところに可能性を感じる。イタリアでのFWの評価というのはゴール数という数字だけだと思うんだけど、それに対する逃げもない。「オレは、点は取れないけど、守備でがんばってチームに貢献している」といった考えがないのがいい。

名波 ふたつのポジションについては、誰もが「こいつだ」とイメージできる選手がいないのは、確かだと思う。FWのハーフナー(・マイク)や前田、DFの今野(泰幸)や吉田(麻也)にしても、成長していないわけではないし、チームにハマっていないわけでもない。ただ、チームをさらにレベルアップさせるためには、もうワンランク上の選手がほしいな、というのが正直なところ。

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