2021.12.08

2021年の引退選手でオーダーを組んだら? 投打ともプロ野球を盛り上げた超豪華メンバーがずらり

  • Text by Sportiva

<2番・サード> 小窪哲也(広島、ロッテ 36歳/右投右打)

 内野をすべて守れるユーティリティープレーヤー。粘り強さと巧打が売りで1年目の2008年から98試合に出場し、その後は激しいスタメン争いでレギュラー定着とはならなかったが、代打や守備固めも含めて長く広島を支え続けた。リーダーシップにも優れ、広島では2016年から選手会長を2年務めてチームをリーグ優勝に導いている。

 2020年には自由契約となり指導者の打診を受けたものの、視野を広げるために他の球団でもプレーしてから指導者になりたいという意向で現役続行を決意する。しばらく他球団からオファーはなかったが、独立リーグを経て2021年8月にロッテと契約し、NPBに復帰。ロッテでは18打席1安打も、その1安打は本塁打だった。

 引退後、広島で来季の一軍内野守備・走塁コーチを務めることが発表された。他球団でも野球を学んだ"リーダー"が、その経験を古巣に還元する。

■通算成績 712試合 386安打 打率.257 19本塁打 155打点 7盗塁 133四球

<3番・センター> 長谷川勇也(ソフトバンク 36歳/右投左打)

 ソフトバンクが誇るヒットメーカー。通算76本塁打も記録し、2009年から5年連続で盗塁数が2ケタと俊足でもあった。ドラフトは5位指名も、プロ入り3年目の2009年からレギュラーに定着。秋山幸二監督に重宝された。

 キャリアの最高潮を迎えたのは2013年。全試合に出場して198安打を放ち、球団記録を更新して最多安打のタイトルを獲得。交流戦では打率.418でMVP、打率.341で首位打者にも輝き、ベストナインにも選ばれた。

 2014年も活躍したが、同年9月に右足首を痛めてからは代打での起用が多くなる。その後は手術とリハビリを繰り返しながらも勝負所での一打で存在感を放ち続けた。体の状態に限界を感じ、今年10月に引退を発表。来季からはソフトバンクの一軍打撃コーチとして、次なる好打者を育てていく。

■通算成績 1233試合 1108安打 打率.288 76本塁打 434打点 78盗塁 426四球

<4番・ライト> 雄平(ヤクルト 37歳/左投左打)

 最速151キロを誇る左腕として2002年のドラフト1位で入団。1年目に初勝利を記録したが、その後は制球難もあって勝ち星を伸ばせず、2009年オフに打者への転向を決意した。

 2年ほど二軍で力をつけ、2012年からは一軍で活躍。俊足なため1番などで起用されることもあったが、2014年に持ち前のパワーを生かしたフルスイングで本格開花。同年は4番も務めるなど、打率.316、23本塁打、90打点を記録した。

 その後も強肩・強打の外野手として活躍したが、2020年から出場機会が減り今年9月に引退を発表。引退試合の広島戦ではライトで途中出場し、有終のヒットを放っている。楽天二軍打撃コーチへの就任が決まり、早くも秋季キャンプから指導を行なっている。

■投手成績 144登板(37先発)18勝19敗 1セーブ17ホールド 防御率4.96

■打撃成績 969試合 882安打 打率.291 66本塁打 386打点 41盗塁 198四球