2021.10.06

真中満がヤクルトの「3位予想」を撤回。優勝へ投手・野手のキーマンは?

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

【投打のキーパーソンは山田哲人と石川雅規】

ーー神宮6連戦をどう戦うかが本当にポイントになりますね。

真中
 トータルでは3勝3敗でいいと思うんです。でも、いくら巨人に3連勝しても、阪神相手に3タテを食らうことだけは避けなければいけない。そこだけは気をつけたいところですよね。さっきも言ったけど、阪神打線は(ジェフリー・)マルテ、(ジェリー・)サンズ、大山(悠輔)とタイプが似ている打者が並ぶのでハマれば全員が爆発するけど、ハマらなければ全員が沈黙する。でも、ヤクルトの場合は青木宣親、山田哲人、村上宗隆、(ホセ・)オスナ、(ドミンゴ・)サンタナ、塩見(泰隆)とタイプの違う打者が並ぶのも有利だと思いますね。

ーー残り20試合を切った今、ヤクルトの投打のキーパーソンを挙げていただけますか?

真中
 野手はやっぱり山田ですね。外から見ている感じだと、足のコンディションがよかったり、悪かったりが続いているようだけど、何とか最後までいい状態でプレーしてほしいですよね。山田が打つと村上のストレスがかなり軽減されるし、山田の一発が相手に与えるダメージはとても大きいのでね。山田が攻守ともに元気だと、チームは活気づきますからね。

ーーでは投手のキーパーソンは?

真中
 投手はみんなが頑張っているのでひとりを挙げるのは難しいけど、個人的には石川(雅規)に頑張ってほしいですね。現状の先発ローテーションの顔ぶれを見ると、石川は3番手、4番手ぐらいだと思うんです。気が早い話だけど、クライマックスシリーズや日本シリーズの一発勝負では高橋奎二のような調子のムラがある投手は不安があるけど、石川ならきちんと試合を作ってくれる。優勝が決まる試合、石川と高橋がいたら、僕は石川を先発させます。